【連載】2022年度研究インターンシップ参加学生の声(第2回:事前準備)
2022年度に研究インターンシップに参加した学生からいただいた体験談(抜粋、一部改変)を連載して紹介します。
今回は研究インターンシップの事前準備についてです。以下のような声が多かったです。
企業技術の論文、関連分野の学習
・今回取り組んだテーマが大学でのものとは大きく違うものだったため、該当分野の基礎的な内容の調査を行いました。(京都大学D2)
・主に事前にご連絡いただいた実習内容に関する原理の理解に務めました。(奈良女子大学M1)
・面談時に開発コンセプトや課題などを詳しくうかがったので、他分野で同様の用途で利用されている材料を調べました。(神戸大学M2)
製品・企業を知る
・インターンシップ先企業のプレスリリースを読み、どのような研究を行っているかの確認や、実施テーマに沿った文献を読みそのテーマでどのような研究が行われているかの確認を行った。(九州大学M1)
・インターンシップ先企業の製品を調べ、職種や技術なども調べました。(九州大学D2)
・他社に対する業界研究などを行うことで、進路選択における自分の価値観の構築に努めた。(奈良女子大学D2)
学びたいことの明確化
・今回のインターンシップで学ぶことを明確にした。働いている人たちがどのようなキャリアを歩もうとしているかを聞くことで、自分のキャリアに活かそうと考えていた。(東京工業大学D2)
・現状どのようなスキルをこのインターンシップで向上させたいか意識しておく部分の明確化を行いました。(奈良女子大学M1)
受け入れ企業とコンタクト
・受け入れ部署の方と複数回面談を行い、取り組むプロジェクトの目的や取り組み内容を学んだ。(大阪大学D2)
・宿泊先の手続等は会社とコンタクトを取りながら進めた。実習開始前に社内の安全教育を受講し、社内ルールや実験時の安全に対する心構えなどを学んだ。(九州大学D2)
スキルの向上
・プログラミングスキルの向上(筑波大学D2)
・研究室にあるPythonの本を読み、大学生プログラミング講習会団体が行っている無料のオンラインPython体験会に参加して画像処理をした。(九州大学M1)
C-engineイベントに参加
・C-ENGINE主催のイベント「学生と企業の交流会」に参加し、企業との間でインターンシップに関する相談を行った。(大阪大学D2)
ビジネスマナー
・ビジネスマナー講義を受講した。(九州大学M1)
・ビジネスコミュニケーション講習のビデオ視聴(奈良女子大学M1)
自身の研究
・インターンシップ中に自分の研究内容を紹介する時間があったため、資料作成・発表練習を行いました。(九州大学M1)
・指導教員の了解を得る。(奈良女子大学D1)
・参加前は、自分の研究に専念していた。(奈良女子大学M1)
インターンシップのテーマに関連する内容を学習することや、インターンシップ参加の意義を明確にするなど、研究インターンシップをより良い機会にするために事前準備している方が多かったです。
次回は、研究インターンシップでの取り組みについての体験談を紹介します。