長期の研究インターンシップってどうなの…?

就職活動で行われるインターンシップは、半日ほどの説明会のようなものから、2週間ほど就業体験を行うものが基本になります。
一方で、C-ENGINEの研究インターンシップは1か月以上実施することが多いです。
「長期の研究インターンシップってどうなの…?」と心配に感じられた皆さんの参考としてもらうために、参加した学生と受け入れた企業担当者の声をまとめました。

長期の研究インターンシップで得られること

  • 企業での就業をよりリアルに体感する
    実務で1メンバーとして役割・業務を与えてもらえた。」(2021修士)

    今回のインターンシップは、実験計画や目標を自分で決められたことに加え、研究室の庶務も行い、企業におけるリアルな研究開発業務に近かった。限られた時間で最大限の結果を出すための効率的な仕事の重要性を学んだ。(2017博士)
  • 社員の方とより深い交流ができ、自身の将来像が明確に
    私はインターンシップに行って本当に良かったです。会社にどんな人がいるのか、どんな仕事をしているのか、私に何ができるのか、何が足りないのか、明確になりました。(2022修士)

    インターンシップの担当者の方がどんな仕事に対しても積極的で楽しんで仕事をされており、また同僚からの信頼も大きく、私が社会に出た時や今後の研究室生活でも参考にしたいと思いました。(2019修士)
  • 調査、実験・分析、発表という一連の流れを経験する
    課題に対して、解決策を立て、計画し、期日までに成果をだすという一連の流れを体験出来る貴重な経験ができました。(2017修士)
  • 研究に対する向き合い方を変容させ、定着させる
    博士課程1年の今,インターンシップに参加し,自分の現在地点を把握することで,残り2年どの方向に向かって進んでいけばよいかを軌道修正できた。(2021博士)

    インターンシップに参加することで、「毎日やることを決めたら、その日に完成させる」ことが定着した。(2020修士)
  • 自身の能力、やり遂げた経験が自信につながる
    大学で学んだ論理的思考や課題解決力は企業に行っても無駄にはならない、という自信に繋がりました。(2022博士)

    異分野の研究環境にチャレンジし、研究・開発をこなしていく自信が付いた。(2021博士)

長期の研究インターンシップに対する企業担当者の声

  • 周囲の社員の刺激になった
    自分で参考書を調べたり、自力で計算をしたりしながらスキルを習得していく姿勢は学生としては日常でも、社会人としてはついつい疎かになってしまいがちですので、周囲の社員にも刺激になったと思います。
  • 実施したテーマに大きな成果が得られた
    企業での研究開発を体験する中で独自の発想を提案いただき、特性を改善する効果を研修中に見出すことが出来ました。さらにその成果を知的財産化するために特許執筆にも取り組んでいただいた結果、特許を二件出願できました。
  • 専門分野に縛られない
    専門分野の異なる研修生であったが、現象を理解する学習を自主的に行い、積極的に質問し、自分の考えを臆することなく表現できていました。

長期の研究インターンシップに参加する準備

  • 大学の研究、授業の計画をしっかりと立てる
  • インターンシップについて企業担当者の方と打ち合わせをしっかり行う
  • 研究室の先生への事前の連絡を行う

「最初は長いかなと感じていた研究インターンシップも、終わってみると時間が足りなかった」というような声も多いです。また、この長期のインターンシップをきっかけとして就職が決まった例もあります。

他の短期インターンシップに比べると、期間が長いことが不安に感じられるかもしれません。ですが、目的を明確にして、積極的に参加をしてもらえれば、他にはない経験を得ることができます。ぜひ挑戦してください

➡研究インターンシップへの参加までの流れはこちらから

➡インターンシップ参加企業・募集テーマ例の閲覧(IDMへのご登録が必要です)はこちらから

➡それぞれの大学のコーディネーターへのご連絡はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です