インターンシップの質を高める取り組み
関係者が定期的に集まり、現状の課題を共有し、解決案を検討、実行することで、〈新しいインターンシップ〉のかたちは、つねに刷新・最適化しています。
3つの特徴をもつ本協議会の「中長期研究インターンシップ」。その質を向上する試みのひとつが、以下に紹介する「交流の場」づくりです。関係者が顔を合わせて、それぞれの現状と課題を共有し、対策を練ることで、「適切なマッチング」の促進と「教育的効果の質保証」がはかられます。このような試みをひとつひとつ積み重ねることで、〈新しいインターンシップ〉のかたちは、つねに刷新され、最適化しています。
大学理事意見交換会
大学理事意見交換会では、会員大学の担当理事にお集まりをいただき、協議会の使命や活動理念を確認すると共に、各大学での課題や対応策、今後の展望について活発な意見交換を行っております。大学が組織として参画し運営をしている点に、本協議会の強みがあると言えます。
大学/企業合同会議
四半期ごとに実施するこの会議では、会員大学のコーディネーターと会員企業の担当者が一堂に介し、現状の課題を共有し、解決方策を協力して考えることにより、マッチングの促進と質の保証という2つの目標の実現が試みられています。過去の事例分析や各企業のインターンシップテーマの検証、インターンシップ実施指針の策定など、そこでの議題は多岐にわたります。この地道な取り組みが実を結び、現在登録学生数とマッチング数は増加しています。
コーディネーター会議
学生と接する機会がもっとも多い各大学のコーディネーターが定期的に集まり、問題共有や具体的な解決方策の検討、実施を通じて、ノウハウの共有と蓄積をはかるのがこの会議です。学生指導や指導教官とのやりとりのポイント、企業担当者との折衝方法をはじめ、インターンシップ中の学生のサポートやインターンシップ効果の確認などに関して、膝を突き合わせて議論を重ねています。そのかいあって、これまでは個別の〈点と点〉になりがちだったコーディネーターの活動が複数の線で結ばれ、登録学生数の増大、満足度や事業の認知度の向上など、具体的な成果を生みはじめました。