研究インターンシップに関するFAQ

こちらでは、説明会でよく耳にする「研究インターンシップ」に関しての学生の皆さまの質問を集めました。

「インターンシップには興味あるけど2ヶ月も研究室を離れられない!」
「どんなプログラムに参加すればいいの?」
「研究インターンシップって、本当に価値があるの?」…etc.

「?」を「!」に変え、是非積極的に参加を検討してみてください

(研究インターンシップに関してはこちら

一般的なインターンシップとの違いは?

企業での研究の現場を一定期間体験することで、大学では得られないさまざまな「気づき」を得て研究者としてさらに成長できる素地を築いていただくことを目的に、良質のインターンシップの機会を提供します。 また、大学の公認事業として、コーディネーターのサポートを得ることができます。

インターンシップに参加することで、報酬は貰えるの?

本インターンシップは、大学院教育の一環として実施するもので、基本、無償となっております(インターンシップにかかる諸経費については大抵支給されます)

有償のプログラムを企業が提示する場合もございます。IDMに掲載されるインターンシップ募集要項を確認してください。

インターンシップに参加する際に意識すべきことは?

インターンシップの体験を通した成長を得られることが重要です。目的と意識を明確にして目標設定し、しっかりと事前準備をおこないましょう。

実施が決まったら、テーマに関して事前に得ておくべき知識を企業の担当者に確認したり、ビジネスマナーの基本についても勉強しておきましょう。勤務条件や研修にあたっての義務に関しても、契約書にて実施前に必ず確認しましょう。大学によってはコーディネーターによる事前教育の機会が得られる場合もあります。積極的に参加しましょう。

IDMでの募集テーマ締切り日が数か月先になっているが、いつ応募したらいいか?

C-ENGINEの研究インターンシップは、募集中テーマの要項に特に記載がない限り、「随時応募可」となっております。エントリーシートを企業に提出した時点で選考プロセス・受入れ検討が始まります。ただ、大学と企業の教育プログラムとして実施しますので、実施の際には「インターンシップ実施契約」を企業・大学間で締結します。そのため受入決定後すぐのインターンシップ開始は難しく、開始希望日の2ヶ月以上前に応募されることをおすすめしています。

あなたが所属する大学と、応募先企業がすでに契約締結済みの場合はその限りではありません。大学コーディネーターに相談してみましょう。

研究インターンシップに参加すると、就職には有利ですか?

インターンシップの成果が直接採用選考に関係するわけではありませんが、インターンシップをとおして企業の研究現場や風土をより深く理解でき、その経験は研修先企業をベースとしてご自身のよりよいキャリアパスを熟考するための材料となるでしょう。一方、企業も、学生のスキル・能力、資質や、課題に対する取組み姿勢をじっくり確認できます。インターンシップ先への就職を希望するなら、互いに理解しあえることは有利になるといえるでしょう。

インターンシップに参加したいのですが、希望企業が遠方です。参加は難しいでしょうか?

受け入れ企業毎に対応は異なりますが、原則としてホテルや宿舎などのご提供を頂けます。コーディネーターに相談してみてください。各個別テーマに関する条件については、募集要項に記載がありますので、IDMシステム上でも確認していただけます。(IDMシステムへの登録等についてはこちらから)またテーマの内容によってはリモートでの実施についてもご検討いただけます。

C-ENGINEのマッチングシステムに登録している学生の専攻や学年にはどんな傾向がありますか?

理工系を中心としたさまざまな専攻の学生の皆様から支持されています。学年別ではインターンシップに最も関心を持っていただいている修士課程1年生と、時間的・精神的な余裕を生み出しやすい博士課程1年生の方が多く登録されています。

C-ENGINEのインターンシップに参加する学生の学年や専攻は?

修士1年、博士1・2年の学生のみなさんが多く参加されています。博士・PDで約5割を占めます。専攻には偏りがありませんが、機械・化学・基礎学問(数学・物理)を専攻されている学生のみなさんが多くインターンシップに参加されています。

中長期とありますが、すべて2ヶ月以上のプログラムでしょうか?

2ヶ月以上推奨ではありますが、実際には時間的余裕がない方も多く、そのような場合には2週間~1ヶ月で実施いただくことが可能です。修士課程学生は、1~2ヶ月以内が全体の約半数。博士課程学生はより長期で実施する傾向にあります。「時間的余裕がないので、参加は無理」とあきらめず、プログラムを検討してみませんか。もちろん、学生・企業双方の希望や条件が合えば、3ヶ月~半年またはそれ以上のプログラムを組むことも可能です。

どんなプログラムに参加すればよいでしょうか?

まずは、インターンシップに参加する目的を明確にすることから始めましょう。<専門分野を掘り下げたい><自分の専攻が実社会でどれだけ役立つのかを確認したい><研究者としての視野を拡げたい>など、協議会では学生の皆様の様々な要望を受け止める多彩なプログラムを用意しております。IDMシステムでは、各社が募集しているインターンシップテーマを閲覧することができます。いろいろなテーマを見て、自分に何ができるか、何をしたいか、コーディネーターや指導教員とも相談しながら応募を決めるのが良いでしょう。

「大学コーディネーター」の役割はなんですか?

研究インターンシップのテーマ設定、実施時期や日程の調整、事前の打ち合わせやインターンシップ中の連絡、参加後のフォローなど、学生(教員)と企業とのパイプ役として、インターンシップが実りのあるものになるよう細やかにサポートします。是非ご自身の所属大学のコーディネーターに相談してみてくださいね!

どうすれば、インターンシップに参加できるのですか?

まずはIDMシステムに登録して、インターンシップのテーマにどのようなものがあるか、確認してみましょう。気になるインターンシップ・テーマや、テーマを掲載していないけれど関心のある企業がある場合には、気軽に指導教員や大学コーディネーターに相談してみてください。

その他、ご不明な点等がありましたら、遠慮なく下記お問合せ先までご連絡ください!
皆様の積極的なご参加をお待ちしております!!

お問合せ先

一般社団法人産学協働イノベーション人材育成協議会(C-ENGINE)

 TEL 075-746-6872
 Mail contact★c-engine.org ※★を@に変えて下さい